2024年10月7日
「漢字の宿題用ノート」についてのご質問をいただきましたので、ノートの選び方や書き方について述べさせていただきます。
結論から言えば、ノートは無地でなければ何でもかまいません。小学生向けの学習用ノートでも、大学ノートでも構いません。マス目や行など、文字を書く際のガイドになるものがあるということです。
過去の記事でも書いておりますが、「文字をていねいに書くこと」ということは重要なことです。現時点においては、これが漢字の宿題をやる最大の目的であると言っても過言ではありません。
表記が雑になりがちなお子様に対しては、毎回注意を与え、状況によっては書き直しをしてもらっています。そのせいもあり、全く改善が見られないというお子様はいらっしゃいません。ただ、油断すると雑になってしまうというお子様はいらっしゃいます。
文字が雑になってしまうお子様の宿題をチェックすると、以下のような傾向が見られます。
(1)ノートのマス目や行を無視している。
(2)バラバラの大きさの文字を書く。
(3)文字が非常に小さい。
(4)スペースに余裕がなく、行をつめて書いている。
上記のような状況にならないように、マス目や行をガイドにして、ていねいに文字を書くことを意識することが大切です。大学ノートを利用するのであれば、下の例のような使い方がよいのではないかと思います。