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小5社会 授業報告 3/10

前記事はこちら→ 小5社会 授業報告 2/24

 

覚えるべきことを覚えることにしっかり取り組むこと。これが5年生の段階における「社会」の重要なテーマです。

前記事でも書いた「都道府県テスト」を本日も実施しました。制限時間の中ですべての都道府県を答えるというものですが。時間内に満点を取れる人が徐々に増えてきました。
本日の授業においては半数ほどのお子様が制限時間内に満点を取れていました。満点は逃したものの「書いたところは全て正解しているが時間が足りなかった」、「全て都道府県名は正しく覚えていたが漢字を間違えてしまった」というお子様もいらっしゃました。覚えるための行動ができていなかったお子様につきましては、次週までにしっかりと覚えてくるよう、あらためて指示をしました。

前回までの授業で学んだ内容についてのテストも行いました。都道府県テストが単純な一対一対応の知識を問うものであるのに対し、授業で学んだ内容のテストについては「内容を理解した上で覚えているか」・「複数の知識を関連させて覚えられているか」を問うものです。
今回は「野菜作り」に関するテストでした。

・促成栽培
・抑制栽培
・近郊農業

この三つのことばについて意味を理解した上で覚え、さらに関連する知識と結びつけて覚えることが必要です。
たとえば「促成栽培」で言えば、「暖かい地域で通常は夏にとれる野菜をビニールハウスなどを利用して、冬から春に収穫し、出荷すること」・「時期をずらして出荷することにより、競合する地域がなく、高値で売ることができる」といったことに加え、「高知平野~ナスの生産が日本一」・「宮崎平野~ピーマンの生産が有名」といったことも併せて覚えることが必要です。
漢字についても現段階で知っているものではなかったので、それを正しく覚えることも必要なので、単純に都道府県を覚えることに比べるとハードルが高いことは確かです。
今回は一回目のテストでしたが、多くのお子様は「覚えたつもりがまだ覚えきれていない」という状態になっていました。
次週ももう一度テストを行います。どこまで覚えればいいのか、どうすれば覚えるのか、ということを知ることが非常に重要ですので、テストを通じてそこにアプローチをしていきます。

授業においては「果物」と「工芸作物」について学習しました。
「果物」については産地を、「工芸作物」についてはその作物から作られる製品の名前と産地を覚えることがメインとなりますので、「稲作」や「野菜作り」に比べると、学習はしやすいと思います。

ところで、工芸作物の学習をする際に「かんぴょう」を知らないというお子様が数名いらっしゃいました。そこでインターネットで検索した「かんぴょう巻き」の画像を見ていただきました。実物を見せられればよかったのですがさすがに用意はしていなかったので、機会があれば実物をお見せいただければと思います。
これは国語で「ことわざ」などの学習をしている際にも起きることですが、大人が「常識だろう」と思っているようなことをお子様が知らないということがあります。「のれんに腕押し」の「のれん」って何だろう? 「ぬかに釘」の「ぬか」って? 「縁の下の力持ち」の「縁の下」とは? 「あばたもえくぼ」の「あばた」・「えくぼ」って何?
時代が変われば常識は変わりますので、こういうことは無理のないことだと思います。授業においてこういう状況があったときには、できるかぎりその場で画像等を見ていただくようにしていきます。ご家庭においても同様の状況があったときは、実物を見せてあげる、それが難しい場合は画像などを見せてあげるといった対応をしていただければと存じます。

 

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