小4算数　授業報告　2月22日

今回の授業では割り算の筆算の練習と「アルゴ」というゲームを使って考える練習をしました。

割り算の筆算については。全員ができるようになるまで、繰り返し説明させていただきました。一度わかったと思っても時間が立つと忘れてしまうこともあります。基本となる事項についてはスムーズにできるようになるまで繰り返して、練習をしてもらいます。

「アルゴ」は0～11までの白黒それぞれ12枚、計24枚のカードを使い、並べ方のルールを踏まえて、伏せられた相手のカードを推理するというゲームです。
詳しいルールはこちらをご覧ください。
(アルゴ公式ホームページ)
http://www.sansu-olympic.gr.jp/algo/

「考える練習であれば算数の問題を使ったほうが良いのでは？」と思われるかもしれませんが、「アルゴ」を使っていることには理由があります。受験という目標に対して明確な意識がない4年生の段階では、たとえば問題を与えられた際に、自分が気持ちよく解けている間はいいのですが、行き詰まったときなどに目的を見い出せなくなり、「解かなければならない」・「考えなければならない」というネガティブな気持ちを持ってしまいがちです。今回、「アルゴ」というゲームで「勝つ」という明確な目標を据えることで、「考えなければならない」という消極的な姿勢が、「ゲームに勝つために考える」という目的を持った積極的なものに変わったはずです。このように積極的な形での行動を経験してもらうために「アルゴ」を使用しました。

一見遊びのように思えることでも、意図を持って行うことで、自発的に勉強をするモチベーションに繋げることができます。

「アルゴ」のルールにつきましては、先週説明をして休み時間にお子様同士で対戦をしてもらっていました。ルールを先週説明したばかりにも関わらず、どのように行動すれば有利になるかを自分で考えて対戦をしているお子様もいました。

今後もちょっとした時間を利用して「アルゴ」にも取り組んでもらおうと思います。
来週も割り算の筆算を扱う予定です。