新小4の授業が今週からスタートしました。現在、新学年キャンペーンということで、一ヶ月の体験授業を実施しています。
今週は3名のお子様が授業に参加してくれました。
初日の月曜日は3人とも緊張気味でしたが、2回目の授業となる本日の国語の授業では、慣れてきたこともあり、積極的に発言をしてくれていました。受け答え等、みなしっかりとしていました。
ONEの小4の授業では、2時間の授業のうち、前半の1時間は科目の枠にとらわれず、さまざまな力を鍛えるためのドリルやパズルなどに取り組んでもらっています。
本日は2回目の授業で、前回扱ったものと同種のドリルについては要領がつかめているため、作業スピードがアップしていました。「前回よりも記録が伸びた」ことを実感し、さらに次回以後も記録を伸ばしていこうという前向きな気持ちになってくれたのではないかと思います。また、計算練習も行いました。四則の計算については当たり前にできるようになることが必要です。そのためには集中して取り組むことの繰り返しが重要ですので、今後も計算練習は継続的に行っていきます。
今回初めて取り扱ったのは「国語エクササイズ」というプリントです。基本的な日本語のルール(「てにをは」の使い方,接続語や指示語の使い方など)や小学生として身につけておくべき常識などを身につけるためのプリントになります(詳細についてはこちら)。みな問題文をしっかりと読み、的確な文が書けていました。これはけっして簡単なことではありません。
後半は国語の授業を行いました。
最初に「漢字」を扱ったのですが、具体的な漢字の学習に入る前に「漢字と仮名の違い」・「漢字を学習する意味」・「漢字学習における留意点」といった、新小学校4年生には難しい話をさせていただきました。この説明に対し、みな集中して話を聞くことができていました。現時点では集中を切らしてしまう生徒がいてもおかしくないような難しい内容でしたが、しっかりと話を聞けていました。
最後に「文章読解」を扱いました。「文章読解」というと、入試問題のような「読解演習問題」を想像される方もいらっしゃるかもしれませんが、ONEでは小4,5の間は、読解演習問題を解くということはありません。まずは「文章を読む」ことに取り組んでもらいます。
スタートの段階では「楽しく」・「前向きな気持ちで」文章を読むことができるようになることが非常に重要です。本日の授業においては、お子様方はみな積極的に文章を読もうという姿勢を見せてくれました。
4年のスタート時は、一昔前の小学生であれば当然読んでいたであろう有名なお話を扱っていきます。もし「読んだことがない」ということであれば、基本的な教養として読んでおくべきだと言えるような作品です。本日はイソップ物語の中から二編の文章を読んでもらいました。みな、「この話は知っている」とのことでしたが、「だから、読んでも面白くない」などとならず、真剣に読んでくれました。読んだことのあるお話を繰り返し読むということには、たいへん大きな意味があるのですが、これについてはまた別の機会に述べさせていただきます。
まだこちらもお子様の様子を手探りしながら授業をしている段階ですが、2回目の授業の段階で、授業に対する必要以上の緊張もなくなり、積極的に学習に取り組めるようになっていると思います。次週以降も引き続き、ていねいにお子様を指導していきます。
☆新学年キャンペーン実施中です。体験ご希望の方は下記のリンクから詳細をご覧下さい。