夏期講習の終盤から「歴史」分野の学習をスタートしました。
現在、授業においては冒頭の15分ほどを記憶練習に充てています(これについては別記事をご参照下さい。→ 記憶のテスト )。
最初に10分前後覚える時間を与え、その中でプリントの内容を覚えてもらうのですが、みな集中して取り組んでいます。みな「覚える内容をノートに繰り返し書く」・「プリントの一部を隠して覚えたかどうかを確認する」などの工夫をしており、漫然とプリントを眺めているような生徒はいません。
覚えた後のテストでは、1から順に答えを書いてもらうのですが、1番から順に丸付けをし、最初に間違えたところまでが得点になります。たとえ50個答えを書いても、1問目で漢字の間違いなどがあれば0点という厳しいテストです。ただ急いで覚えるのではなく、正確に覚えることを求めています。「今日は大幅に記録が伸びた」と思ったら、序盤でミスをして得点が下がってしまうなどということもあります。
たいへんなテストですが、みな少しでも得点を伸ばしていこうと、一生懸命に取り組んでいます。集中して覚える姿勢、記憶の精度をあげるための方法などを身につけていってもらいます。
本日の授業ではもう一つテストをしました。
前回までの授業で旧石器時代から弥生時代までの説明が終わりましたので、覚えるべき内容をまとめたプリントを配付し、今回そのプリントのテストを行いました。今日はテストの初回ということもあり、準備不足だった生徒、できると思っていたが思いのほかできなかった生徒が目立ちました。これについては初回で学習の要領がつかめなかったということが大きいと思います。次回、同じテストを再度実施しますので、しっかりと覚えてきてもらえればと思います。
授業の方は「古墳時代」について扱いました。次週は「飛鳥時代」について学習を進めてまいります。