2024年9月10日
夏期講習の終盤から「歴史」の授業をスタートしました。
歴史の授業の冒頭には、必ずあるテスト(?)を実施します。下の図がテスト用紙の一部です。このような解答欄が100個ほどある用紙が答案用紙です。
内容については詳しくは書けませんが、短時間集中して記憶をしてもらい、直後にその覚えた内容についてのテスト(上記の用紙への記入)を行います。
初回は通常より長く、約15分ほど覚えるための時間を与え、覚えてもらいました。みな、集中して覚えたので、それなりに多く覚えられたのではないかと思ったようですが、いざテストをしてみると思いのほか覚えていないことに驚く生徒が多くいました。「自分では覚えたと思っていても、記憶が曖昧で、しっかりと覚えきれていないことが多いこと」・「覚えながら、覚えたかどうかのチェックをすること」・「覚えるときは必ず1番から学習をスタートすること」といったことを話し、もう一度10分ほど記憶する時間を取りました。
覚えながら正しく覚えているかどうかを確認し、間違えたらもう一度最初から……というようなことを繰り返すなど、みな、さまざまに工夫をして覚えようとしてくれました。
このテストは内容を覚えてもらうことも大事なのですが、現時点での一番の目的は「短時間に集中して記憶に取り組むこと」・「短時間でしっかりと覚えられるようにすること」です。
内容を覚えることを優先するのであればプリントを家に持って帰り、反復練習をすれば短期間で覚えるのですが、今は内容を第一に考える時期ではありません。
しばらく、このテストを毎回繰り返していきます。できるだけ早く、プリントの内容を全て記憶できることを目標に頑張ってもらいたいと思います。