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6年国語 記述に対する姿勢

6年国語 記述に対する姿勢

本日、6年生は国語の振替授業(自粛期間中の振替です)を実施しました。

ONEの国語の授業では、いわゆる「読解問題」を解くということをある時期まではほとんど行いません。入試問題においては、記号選択・抜き出し・記述とさまざまな出題形式がありますし、そこで問われる内容も多岐に及びますが、だからといってその演習に早い時期から取り組む必要があるかと言えば、そうではないと考えます。

入試における読解問題のほとんどは、「文章を正しく読めたかどうかを確認する」ための問題ですから、まず優先すべきは「文章を正しく読む」ということのはずです。したがって、ONEの授業においては「文章を読む」ということを重視し、「文章を読む姿勢」や「文章を理解するために必要な知識」などの指導に重きを置いています。生徒が文章を読めたかどうかの確認は、読み取ったことを口頭で説明してもらったり、読み取ったことを記述してもらったりという形で行っています。

現6年生については、例年に比べ記述する機会を多くとっています。これは、5月にZOOMを利用した授業の期間に、毎回のようにオンラインで添削授業を行っていたからです。授業の前に課題として提出してもらった生徒の記述した答えを画面上のホワイトボードに映し、それを生徒たちと問答をしながら画面上で添削していくという形の授業を行っていました。自分の書いた答えについて指摘されたことを修正することとあわせて、他の生徒の答えを観察して、そのよいところ・修正すべきところを考えるということを繰り返した経験が、自分で答えを書く際に生きています。

対面授業再開後も毎回のように記述をしてもらっていますが、「記述は面倒くさい」などと嫌がったりすることなく、前向きに取り組み、問題点を指摘すると、修正するためにどう表現しようかと、書いては読み返し……ということを繰り返しています。本日の授業でもみなとても前向きに記述に取り組んでいました。こちらが時間を区切ろうとすると、「もうちょっと時間が欲しい」・「もう少し待って」と、自力で何とかしようという姿勢で臨んでいました。

なお、添削指導においては、完璧を求めないということを意識しています。お子様の答えを見て、直したいところが多々ある時に、そのすべてを直そうとせず、ひとつ、ないしふたつぐらいのポイントについてのみ指摘し、修正してもらっています。たとえば、「内容上の問題点を指摘したのであれば、形式的なミスについては追及しない」・「文法上の不備(主語・述語の対応の問題・接続語の不適正な使用……など)の修正が最大のポイントとなるときは、内容上の問題は大目に見る」といった具合です。一度にいろいろなことを修正しようとしても消化不良になってしまう可能性が大だと思います。欲張らず、少しずつ確実に進めていくこと……ということを意識して指導しております。
お子様の答えを見て、問題のある箇所について指摘がされていないということもあるかと思います。答案を真っ赤にすることはできますが、上記のような理由で、あえて「真っ赤にする」ことは避けておりますので、ご理解いただければと存じます。

5月にZOOMで添削指導を行っていた時のひとコマを紹介しておきます。

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