新小6　宿題について

新小6　宿題について

新学年がスタートし、学年が上がったことにより、宿題についての要求値が変わりました。これにともない、お子様の中にはどう行動すればよいかわからないと戸惑っている方もいらっしゃるかと思います。

学年や時期によって宿題の意図することはさまざまです。
たとえば5年生の早い時期には、締め切りを守るということを覚えるために宿題を使います。この段階では、難度の高い問題や膨大な量の宿題を課すことはありません。無理のない量で、かつ当たり前に解けるような問題を出し、とにかく期限に提出することを覚えてもらいます。

締切を守ることが当たり前になると、次の段階では、できなかった問題、間違えた問題を解決することを覚えてもらいます。単に不注意で間違えたというような場合は再度解いてみたら自力でできるということもあるでしょうが、ときには解決の糸口が見つからない、あるいは間違いを直しても同じ答えになってしまう……というようなケースもあります。このような場合には、質問をして解決をするということが非常に重要になります。

新6年生になり、出される宿題は5年のときよりも難しくなり、質問をして解決することを前提に出される問題（独力では解決が困難な問題）が含まれることもあります。質問は授業の前後の時間帯にしていただくこともできますし、授業日以外にしていただくこともできます。

お子様が家庭で宿題をやっていてわからない問題で困っているというような状況になることもあるかと思いますが、質問をして解決することが前提ですので、ご理解いただければと存じます。もし、お子様が先に進めず、どうしていいかわからないという場合などは、質問に行くように声をかけていただければと思います。