本日より5年生としての授業が始まりました。
4年生までは1Fで授業を行っていましたが、5年生からは3Fで授業を行います。初回ということで、エレベーター使用の際の注意などをさせていただきました。
また5年生からは従来は授業内で行っていたパズルを授業前の時間にやってもらいます。授業開始は17時からですが、開始時刻までに授業前のパズルが終われるよう、できましたら15~20分ほど前の時刻に来ていただければと存じます。
国語の授業については、前半の授業で漢字、後半の授業で文章の読解を扱います。
本日の前半の授業では、なぜ漢字学習を授業で扱うのかについて話しました。漢字の学習というと「書き取り」というイメージが強いのではないかと思いますが、ONEでは5年生までは書き取り練習には重きを置きません。
漢字について、最も大事なのは書けることではなく、読めて意味がわかることだと考えます。新しい漢字を10回ずつ書くというような学習は形を覚えるには多少の効果はあるかもしれませんが、読めること・意味がわかることには直接にはつながりません。
読み方や意味を習得するためには、その漢字を使った語句の用例に数多く触れることや、実際にその漢字を使って文を書いてみることなどの方が重要です。
授業においてはさまざまな用例を紹介し、それをノートにまとめてもらっています。
なお、授業で扱っただけでは知識の定着は図れませんので、宿題を出していますが、これについては実施の状況を見て、あらためて記事に書かせていただきます。
読解に関しては、文章の読解に必要なポイントについて説明し、その後に短い文章を使って練習をしてもらいました。
① 文章を前向きな気持ちで読むこと。
② 一文一文ていねいに文章を追い、疑問を持ったり、それを解決したり、先の展開を予測したりながら読み進めること。
③ 文章を理解する前提となる知識や経験を持っていること。
4年生の時期には、①の姿勢を身につけることを目的に授業を行っていました。5年生の授業においては、②、③を意識して授業を行っていきます。
前向きに文章に向かう姿勢は4年生のうちにしっかりとできており、本日の読んでもらった文章についても、筆者と対話するように、頭と心を動かして文章を読んでくれていました。
授業時に行っている練習等については、少しずつ記事にしていこうと思っております。