2024年10月7日
小4の国語の授業の目的の一つは「文章を前向きな気持ちで読むこと」です。
今年の4年生については、保護者の方から「子どもがその日の授業で読んだ文章のことを話したがる」というようなお話をいくつかうかがっています。みな文章を「頭と心を動かして、前向きに文章を読む」ということができていました。
12月までは物語を中心に読んできましたが、5年生になる準備期間の1月には、説明的な文章をいくつか扱いました。
「物語は好きだが説明文は嫌い」という小学生は少なくありませんが、今月の授業で数本の論理的な文章を読んでもらったところ、論理的な文章だからといって退屈してしまうような生徒はいませんでした。一文一文ていねいに読み進めてもらいましたが、文の内容に「へえ、そうなんだ」・「なんで?」・「どういうこと?」・「あっ、わかった」といった具合にしっかりと頭と心を動かして反応していました。
5年生になると、授業で扱う文章のレベルが少しずつ上がっていきますが、ポジティブな姿勢で文章を読んでいくというということを継続できるような題材を与えていきたいと思っております。