前記事に書きましたが、ONEでは10月16日(火)より高校受験コースを開講いたします。それに先立って、次週から「プレ授業」を実施します。
詳細については、前記事をお読み下さい。→ http://shingaku1one.com/2018-9-11/
高校受験においては、志望の違いにより、求められるものが異なります。
都立を第一志望とするのであれば、本番の試験以前に内申点を取ることが必要です。そのためには定期テストの結果は大きな意味を持ちます。都立・私立を問わず、推薦入試での合格を目指すのであれば、定期テストの重要性はよりいっそう高くなります。
一方、私立の一般入試で難関校の合格を目指すという場合には、内申にはあまりこだわる必要はありません。定期テストのたびにその対策に追われるのではなく、入試本番で合格点が取れることを目指し、学力を上げるための勉強を進めていけばよいということになります。
しかしながら、「受験に向けて、学力を上げていくために行う勉強」と「内申のために、定期テストで得点を上げるために行う勉強」はどちらもおろそかにはできません。
都立入試でも学力考査があるので、内申点だけで合格できるわけではありません。したがって、都立狙いだからといって、定期テスト対策を一夜漬け的にするだけでは不十分で、入試に向けた学力アップのための勉強を積み重ねていく必要はあります。
私立一般入試狙いの場合、内申が極端に悪いと、安全校として併願を取りたいと思っている学校の併願基準をクリアすることができず、あまり気乗りのしない学校を抑えとして受けなければいけなくなる可能性もあります。
個々の状況(志望校や学力特性、学年や受験までの残り期間)に応じてバランスのとり方は変わるものの、「学力を上げるために行う勉強」と「定期テストで得点を上げるために行う勉強」は両方とも必要なのです。
ONEの高校受験コースでは、上記の点を考慮し、以下のような形で指導を進めてまいります。
⑴ 各科目の学習の基本となる概念などについては、クラス授業・グループ授業を行います。志望校がどこであれ、各科目の基本となる内容に違いはありません。
⑵ 概念の定着を図るための演習については、個々の学力や進行状況に応じて、個別にプリントを配付し、演習を行っていきます。一つ一つの項目(プリント)を完璧にした後に次のプリントに進んでいきます。
⑶ 定期テスト対応として、個々の生徒の学校の授業の進度に配慮し、必要に応じて演習時に扱うプリントの単元などを個別に調整することもあります。
⑷ グループ授業+個別演習という形で授業が進んで行きます。科目や時期により、一斉授業と個別演習の時間配分等は異なります。
ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。