今回は水曜日に実施している小学4年生の特別授業の模様についてご報告いたします。
進学教室ONEでは4年生対象の授業は通常月曜日と金曜日に設定しておりますが、12月,1月については水曜日にも授業を行うこととしております。(別途授業料はいただきません。)
2月になると彼らは新5年生となります。授業で扱う内容、お子様に求められる行動など、現在よりもハードルが上がります。授業回数も増えるのですが、その際に週3回という授業回数がハードルとならないようにするために、週3回の通塾を当たり前のことと感じられるようすることを一つの目的としています。
2時間の授業時間の中で、前半は計算問題やパズルなど、頭を動かすための作業を行ってもらいます。
後半の1時間半程度で、特別授業の内容を行います。
1回目の授業では、ジグソーパズルを行いました。
ジグソーパズルは、一つ一つのピースをよく観察しないとうまくはまりません。はまらないピースを力づくではめたりせず、力の入れ具合に注意してピースを扱うことも必要です。これらの行動は頭の動きに大きな影響を及ぼすとても大切なことであると考えております。
また、完成したパズルを予想し、次にどのピースがどの場所に入るのか予測しなければ、ジグソーパズルは短時間で完成させられません。想像力や図形スキル、空間認識力を高めてくれる可能性もあります。
一度作ったパズルは、すぐに取り壊して、再度同じジグソーパズルをより速く正確に作るという繰り返しを行います。
こうすることで、効率よく作るために、ピースごとに色分けしてみたり、先に枠から作ってみたりといった工夫を彼ら自身でするようになります。
1人で黙々と取り組むことで、集中力の持続時間も伸びていきます。今年の4年生は例年よりも集中力が高く、やるべきときには一生懸命取り組んでいる様子です。
以上のようにジグソーパズルを繰り返し行うことには、多くの意味があります。
生徒が、効率的にジグソーパズルをくみ上げることができるようになったら次の内容に進んでいきたいと考えております。