2024年10月9日
小数の計算にもだいぶ慣れてきましたので,今週は単位換算を扱いました。4年生の間にマスターして欲しい単位は,長さと重さと時間ですが,まずは,イメージをしやすい長さの単位の確認から始めました。
例題
① 3mは何㎝ですか。
② 60㎝は何mですか。
①は3mが1m何個分に当たるかを考えることで,すんなりできるお子様が多いのですが,②は60㎝と100㎝を直感的に比較することは困難です。そこで小数を使って「1mと100㎝が同じ長さを表していること」を「1㎝と0.01mが同じ長さを表していること」に言い換えてもらったうえで,60㎝が1㎝何個分に当たるかを考える方法を教えました。
このような,1mや1㎝といった「1」を使って,2つの量を比較する考え方は,5年生になって習う,「割合」や「速さ」で必要になります。単位を題材にこの考え方に慣れてもらう予定です。