今回は4年生の国語の授業についての記事なのですが、今回は科目の内容ではなく、4年生の授業についての我々の基本的なスタンスについて書かせていただきます。
それぞれの学年によって、やらなければならいことや我々が意識することは変わってきます。
その時期に応じて適切な量や質の学習を提供することが大切だと考えております。
4年生であれば、4年生の特性をきちんと考え、それに合った題材を扱うことが大切です。
進学教室ONEでは
4年生の授業においては
⑴ 塾に来るということに対して特別な意識を生まないこと
⑵ 塾に来て、頭を動かし続けること
以上の2つを大きな柱として捉えております。
過去の記事にもございますが、塾に入る前から塾に来ることに対してマイナスイメージを無意識のうちに持ってしまっているお子様は多くいると考えております。塾に通い始める前から「勉強は楽しくない、大変」というイメージが付いてしまっていることが原因として考えられます。4年生の時期には、このイメージを払拭、少なくとも軽減したいと考えております。他塾をみると、4年生から受験勉強をやらせ、大量の宿題を課すところがあるようです。それに合うお子様であればよいのですが、それによって勉強嫌いになってしまっては、大きなマイナスです。
まず、4年生のうちは塾に来ることに対してマイナスのイメージを持たずに、塾に来ることは当たり前だという認識を持ってもらえるようアプローチをしています。子どもは勉強以外の習い事(スポーツや音楽)に対して、ネガティブなイメージを持っていることはほとんどありません。塾での勉強だけを特別なものと思わず、他の習い事と同じように受け止めてもらいたいと考えております。勉強を特別視せず、塾に来て勉強することを当たり前のことと認識できるようになれば、学習効果は顕著に現れるようになります。
「勉強をするのが楽しい」と誰もが口をそろえて言えるほど、単純なことではないのですが、せめて4年生のうちは「塾に行くのが楽しい」と思っていただけるよう授業を構成しております。
国語の授業においては、授業の半分の時間を割いて、さまざまなパズル、写実的な絵をできるだけリアルに近い形で書いていくことなど、一見すると「お遊び教室」のような授業を展開しております。
しかし、この一つ一つに対し、生徒たちが楽しみながら悩み、集中して、目の前の物事に没入している姿が見受けられます。そして、時にはできない問題に当たり、苦しみ悩むこともありますが、結果的にそのパズルなどができたときには困難をクリアした満足そうな表情を見せてくれます。生徒たちが目的達成のために、頭を能動的に動かしていることには大きな価値があります。目の前の問題をいやいやではなく、必死になって考えるという姿勢は、受験勉強において大きな力になります。
2月から4年生の授業が始まり、2か月が経過しました。
これからも
⑴ 塾に来るということに対して特別な意識を生まないこと
⑵ 塾に来て、頭を動かし続けること
これらを意識しながら授業を行っていきたいと思います。
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