2024年12月9日
今回の授業では、前半で計算を中心とした演習、後半ではアルゴというカードを使ったゲームを取り扱いました。
前半の演習については、あらためて記事を書かせていただくこととし、今回はアルゴについて説明させていただきます。
アルゴとは0~11までの白黒それぞれ12枚、計24枚のカードを使い、並べ方のルールを踏まえて、自分の手札から伏せられた相手のカードを推測するというゲームです。
詳しいルールはこちらをご覧ください。
(アルゴ公式ホームページ)
http://www.sansu-olympic.gr.jp/algo/
授業では最初に全員でルール確認をし、宿題の直しが終わった人から、詰め将棋ならぬ詰めアルゴをやってもらいました。
詰めアルゴでは、必要な予備知識はルール把握のみであり、紙面の情報から必ず一つの答えが導き出せます。
私達はこの詰めアルゴを利用して、生徒たちが与えられたものに対して、どれだけ「自分でものを考えることが出来るか」をみていました。
授業内では全員が意欲的に取り組んでいました。例年では、「よく分からないから適当にそれっぽいことをしておこう」という生徒が数人見受けられましたが、今年は一人もいませんでした。
詰めアルゴを用いた生徒の確認は十分と考え、早く終わった生徒には2人ペアで対戦を行いました。対戦を出来るようになることで、考える幅は非常に広がります。自由時間なども含めてアルゴを行うことで、頭が動いている時間を増やします。これは授業を受ける体力作りにもつながります。
受験学年に向けて、授業で要求する内容も変化していきます。授業、計トレを使ってフォローしていきます。(算数科:池田)