短期受験コースは約1年で受験準備を行うことになりますが、社会科で現時点においてお子様に求められることは、「覚えることを覚える」ということです。集中して覚えることに取り組めること、覚えるための方法を身につけること、覚えたかどうかの判断を自分でできるようにすること。こういったことを最初にしっかりとできるようになっておかなければ、大量の知識を身につけることはできません。まずは「覚えることに対する取り組み」をしっかりと身につけてもらいます。
具体的には以下の形で進めていきます。
(1)「年号チャレンジ」
102個の年号と事件がまとめられたプリントを覚えてもらいます。毎回7分間の時間を与え、そこで集中して覚えてもらい、その後にテストを実施します。最初のうちは、「覚えたと思ったものが、いざテストになるとできない」という経験をすることが多いと思いますが、こういう経験を繰り返す中で、覚える際にいろいろと工夫をしていくようになります。
(2)社会トレーニング
日々の宿題としてやってもらう「社会トレーニング」というプリントを使用し、覚えてもらう内容について理解ができない部分を説明し、授業時および家庭学習を通じて、プリント内の知識を覚えていってもらいます。家庭において学習してもらう宿題として、日付の入った「社会トレーニング」をお渡しいたします。これを日々しっかりとさぼらずにやることで、知識を定着させていくことが重要です。
本日は「古墳時代」について学習しましたが、授業時間内で覚える時間を5分ほど与えた際には、よく覚えることができていました。ただ、これはあくまでも一時記憶ですので、宿題において繰り返し思い出す練習を行うことが必要です。宿題の実施状況については、ONEに来るたびにチェックし、取り組みの問題があるときは修正をしていってもらいます。