授業の最初に毎回実施している「年号チャレンジ」ですが、すべてのお子様が一生懸命に取り組んでいます。ほとんどのお子様が、少しずつですが、確実に得点を伸ばしてくれています。「声を出して覚える」・「書いて覚える」・「覚えたかどうかを自分で確認する」ということを意識して取り組んでいく中で、徐々に記憶の精度が上がってきています。「年号チャレンジ」については、授業内においてのみ覚える時間を与えていますので、中には「プリントを家に持って帰っていいか?」ということを言うお子様もいらっしゃいます。時間が限られているため、なかなか先に進めないことがもどかしいのだと思いますが、「限られた時間しかない」からこそ、「集中して覚えよう」という状態で取り組めているので、当面はこの形を継続していきます。内容を覚えることも大事ですが、それ以上に「覚える姿勢」「覚え方」を身につけることの方が重要です。
多くのお子様は「授業内容の確認テスト」の方も精度が上がってきています。「年号チャレンジ」の点数が上がっていくと、授業内容の確認テストの得点も上がっていくものです。引き続き、二つのテストを利用して記憶に取り組む姿勢、記憶方法にアプローチしていきます。
先日、歴史マンガについてお問い合わせをいただきました。「子どもが歴史マンガを欲しいと言っているが、どの出版社のものがおすすめですか?」という内容でした。出版社によってボリュームやレベルに違いがありますので、実際に手に取ってみて、好みのものを選ぶことをお勧めします。単純に「巻数が少ないものが読みやすい」とはなりませんので、そこは注意が必要です。ちなみにONEの教室には「集英社」のものと「学研」のものを置いています。授業の前後の時間に手に取って読むことが可能ですので、少し早めに塾に来て読んでいただければと思います。