前記事はこちら → 授業報告10月18日
今回も「年号チャレンジ」を最初に行いました。「短時間に集中して覚える」ということを授業の冒頭に行うことで、頭の動きを活性化してからその後の授業を行うということも狙っています。
みな集中して口頭で「〇〇年 △△が起きる」といったように、プリントに書かれた内容を暗唱しながら覚えてくれています。集中して覚えることができています。
覚える時間をとった後にテストを行いますが、答えを書いた数は全員が少しずつ増加しています。ただ、先週の記事にも書きましたが、漢字の書き間違いで点数を落としてしまう生徒が少なからずいます。実はこのテストの得点は「正解した数」ではなく、「最初に間違えた問題までの正解数」としています。したがって10個答えを書いて、そのうちの9個が正解だったとしても、2問目で間違えていたら、得点は1点ということになります。今回、まさにそういう状態になってしまったお子様がいらっしゃいましたが、非常に悔しそうな様子でした。こういう悔しい思いをして、覚える際の意識が変わってくれればよいと思います。
授業のチェックテストに関しては、先週と同じ範囲のテスト(飛鳥時代~鎌倉時代の要点)を実施しましたが、多くのお子様は先週よりも大きく精度をアップさせていました。とは言え、こちらも漢字を正しく覚えられていないために失点してしまっているケースが見受けられます。覚える際は口頭で繰り返し覚えるべき内容を読み上げ、その後に暗唱して……という形でよいのですが、「もう覚えられた」と判断した段階で、一度書いてチェックするようにすると良いのではないかと思います。
授業においては、建武の新政から江戸時代の大政奉還までの歴史のポイントを駆け足で説明し、記憶用プリントに答えを記入していってもらいました。まずは飛鳥時代から江戸時代までの概要を大づかみに覚えた後で、時代ごとに受験に必要な知識を入れていきます。
来週は、飛鳥時代~江戸時代までの2枚のプリントのテストを実施予定です。