小5算数　授業報告　8月1日

今回の授業では｢割合｣の復習を行いました。「割合」は、5年生の間に確実にマスターすべき単元であり、受験において基盤となる重要な考え方のひとつです。新たに入室されたお子様がいることもあり，全体で確認を行いました。

我々の授業で扱う｢割合｣で重要視されることは、｢記号が使われた文章（分数や％など）｣を「日本語を使った文章」に直せることです。学び始めた段階では，｢日本語｣自体を上手く扱えない生徒もおり、内容的に難しく慣れるまでは混乱してしまっても不思議ではない内容です。
２月から在籍しているお子様はさすがに混乱はありませんでしたが，「日本語での理解」を十分に確認しないで形式的に計算していることにならないように，具体的なイメージをもって考えられているか，もう一度確認しました。
この単元でしがちな行動である数字だけを見て計算するような小手先の行動では、初歩の問題は表面的に解けても、後々の問題には手も出せないという状態に陥りがちです。そのような事態を避けるために、｢日本語での理解｣を徹底すべく、この単元に時間をかけて丁寧に見ていきたいと思います。