2024年10月7日
本日より4年生,5年生の夏期講習が始まりました。
国語の授業は7月11日(月)以来でしたので、前回途中まで読んだ文章の記憶が薄らいでいるお子様もいらっしゃいました。授業がない期間にも文章を繰り返し読み、課題をしっかりとやっていたお子様は、文章中に使用されていた重要語句の意味など、きちんと覚えてくれていましたが、宿題を形式的にやっていただけの方は知識の定着度が不十分でした。
宿題を「形式的にやっていただけ」という状況は、お子様の学習についてはたびたび生まれます。具体的にどういう状況かということについては、宿題の内容によっても異なりますので詳細については述べませんが、簡単に言えば、「何のために宿題をやっているか」、すなわち「宿題の目的」を忘れ、「宿題を終わらせることが目的化してしまう」という状況です。
たとえば、学校で「漢字を10回ずつ書いてきなさい」という宿題を出された際に、10回書くことが目的になってしまい、漢字を10回書いてきたものの、その漢字の読み方も覚えていないし、意味も覚えていないし、正確に書くこともできない……といったような状況です(こういう宿題は特に形式的になりやすいので、ONEでは課すことはありません)。
今回は、前回の授業をお休みしていたお子様、今日から入塾されたお子様もいらっしゃいましたので、前回読んだ文章をもう一度最初から読み直しました。授業時には、みな集中して話を聞けていました。ただ、その場で理解・納得したからといって、それが直ちに概念・知識の定着につながるわけではありません。文章を再読すること、場合によってはノートを確認することも必要になるかもしれません。明日の授業で、本日説明した内容について、テストを実施します。続きは明日以後に書かせていただきます。。