小5国語　授業報告　6月20日

毎回の授業において「語句チェックテスト」を実施しております。今回のテストの一部が以下の画像です。

これは、前回までの授業で読んだ文章中に使用されていた語句の読み方や意味を問うものです。
文章の中で初めて出会った語句の読み方や意味をたった一回文章に目を通しただけで覚えるということは、容易ではありません。よほど記憶力がよくない限り、少し時間が経ったら忘れてしまうでしょう。

ＯＮＥでは、文章の中で出会った未知の語句を覚えるための宿題を課し、さらに毎週テストを実施しています。
今週は体験授業の方がいらっしゃいましたので、いきなりテストをやるのではなく、前回の復習をした後にテストを実施しました。宿題のやり方・精度が少しずつ良くなってきているお子様が多く、また授業内で復習をしたこともあり、みなテストの方はほぼ完璧にできていました。
その後、現在扱っている文章について、先週の続きの部分を読んでもらい、馴染みのない語句、しっかりと意味を知っておくべき語句について説明をしました。

文章中に「読めない語句」・「意味のわからない語句」が少なからずあるというような状態では、文章をしっかりと理解することはできません。多くの文章の筆者は、読者が文中の語句の意味を知っているという前提で文章を書いているからです。

ＯＮＥの授業では、文章の内容を読み取るという作業を行う前に、「内容を読み取るための前提」となる語句の知識を入れ、その知識を土台にし、文章を読んでもらうということを行っています。今回の授業で行ったテストで出題した語句、および授業内で説明した語句の意味について、しっかりと覚えられたかどうか、次週の「語句チェックテスト」で確認をいたします。