前回の授業記事はこちら→ 6年社会 授業報告2/18
前記事にも書きましたが、現在6年生には「102個の知識を完璧に覚える」という課題に取り組んでもらっています。昨年度の6年生は4月のコロナによる自粛期間中に家庭で覚えてもらいました。今年度に関しては5年生としての授業が終わってから、6年生としての最初の社会の授業までの約2週間、覚える時間を与え、2月18日の授業でテストをしました。残念ながら満点をとれたお子様はいませんでしたが、5年生の終わりの時点からは大幅に記録を伸ばしたお子様が多くいました。一方で、前記事にも書きましたが、102個は無理と最初からあきらめてしまったお子様もいらっしゃいました。
いずれにせよ、できるだけ短い時間で102個を覚えきることが必要です。お子様方には「できるだけ早い時期にすべて覚えきるように」という形で指示を出しています。
覚えるためのプリントは家に持ち帰ることを禁止しています。
記憶をするために長時間机に向かって学習をすることは、時間の無駄になることがほとんどです。「短時間に集中して記憶、そして覚えたかどうかを確認する」ということを繰り返すことが重要です。そのために、記憶のためのプリントは、ONEに来ている時間で、算数や国語の宿題が終わっているという条件を満たしたときに貸し出すという形にしております。短い時間を作り出して、頻繁に繰り返すということをしてもらうためです。
本日は授業開始時刻の30分~1時間ほど前に登塾し、宿題を提出し、授業前プリントを終わらせてから、「記憶のプリントをやります」と言って、記憶に取り組んでくれていたお子様が半数ほどいらっしゃいました。ただ、残念ながら授業開始ギリギリの時刻に到着したために、そこまでは手が回らないという方もいらっしゃいました。学校の終了時刻が遅いというような、やむを得ない事情がある場合を除き、早めに登塾していただき、宿題提出、授業前プリントを済ませ、記憶に取り組んでいただければと思っております。
なお、「授業前プリント」というのは、6年生だけでなく、5年生にも毎回やってもらっています。授業前に頭を動かしておくことで、授業を受けるセットアップをすることが目的です。通常10~15分ほどで終わるプリントです。これを授業開始時刻までに終わらせられる時刻に来ていただければと存じます。