本日は5年生としての最後の社会の授業でした。
授業の冒頭で、先週学習したまとめのプリントの内容についてのテストを行いました。みな覚えるための練習をしてきています。漢字の間違いが数か所あるというようなことはありますが、覚えるための努力をしっかりとしてきたことがうかがえます。5年生になりたてのころから考えると、記憶に取り組む姿勢もよくなっていますし、覚える能力自体も上がっていると思います。
過去記事でも「社会の知識を覚える」よりも「覚え方を覚える」ことの方が重要だということを書いたことがあります。そういう意味において、「覚え方」がかなりよくなっているお子様が多いと感じます。
次回の社会の授業まで10日以上間が空きますので、今回はまとまった記憶の宿題を出させていただきました。「全部で102個の知識を覚える」ということが目標になります。もっとも102個をすべて覚えるという言い方は正確ではなく、102個の中でまだ覚えていない部分を覚えてくるという課題です。どうやって覚えるかについては、あえて何も指示をしていません。どうすれば覚えるかは人によって違うので、画一的に「こうしなさい」という形で指示は与えていません。
大きな苦労もなく102個をクリアするお子様も何名かいらっしゃるでしょうが、多くのお子様は学習しながら「覚えたつもりが忘れてしまった」という経験をすると思います。忘れることは悪いことではありません。「忘れるから、繰り返す」ということに面倒がらずに取り組むことができるかどうかがポイントになります。
新6年生としての初回の授業でテストを実施する予定です。普段のテストよりも記憶することが多いので、たいへんだと思いますが、今回は苦労して覚えることを目的にしております。思うように覚えられなくていらいらしたりするお子様もいらっしゃるかもしれませんが、ご理解いただければと存じます。