小4算数　授業報告　10/19

小4算数　10/19授業報告

授業の前半の時間には、小数の足し算と掛け算の両方の問題をやってもらいました。足し算と掛け算の計算それぞれ単独であれば問題なくできても、両方の計算を交互にやると混乱が生じることがあります。今回の授業においても、足し算・掛け算を同時に扱ったのが初めてだったということもあり、今までは問題なくできていた小数の足し算の動作を間違えたお子様がいらっしゃいました。この混乱は不慣れなために起こるもので、繰り返し練習することで解決するものです。スムーズに問題なく計算できるようになるまで、時間をかけて繰り返し練習してもらいます。

授業の後半では、先週に引き続き角度の授業を行いました。（先週の授業のブログはこちら）

まず、前回の確認として「角度とはなにか」の話をもう一度し、「対頂角」について下の図のア～ウの角度を求めてもらいました。

ここまでの理解について問題はありませんでした。

この後、「平行線」について説明し、角度が等しい大きさになる関係として、「同位角」の説明をしました。

「同位角」についても、「対頂角」のときと同じく、お子様たちは「(角度が同じであることは)見れば分かる」という状況でした。確認のため、説明後にシンプルな図形の中から「同位角」の関係を見つけてもらう練習を行いましたが、全員がスムーズにできていました。ここまでの内容につきましては、次週、再度確認をする予定です。

ここまでの授業で角度について、繰り返し基本事項についての話をしています。今後、基本事項を組み合わせた問題にも取り組んでもらいますが、それはそれぞれの基本事項に慣れてもらってからです。
一見すると複雑に見える問題でも、基本事項の組み合わせに過ぎず、基本となる形を図の中から見つけ出すことで正解にたどり着けます。それを体験してもらうことは、このテーマの大きな目的です。基本事項に慣れてもらったあとに、問題演習を通じて、基本事項をどう使うのかを知り、基本事項についての理解を深めていってもらいます。