2月8日から5年生としての授業が始まりました。
算数では、4年生の間は宿題はなかったのですが、5年生からは「計算トレーニング」という宿題を出していきます。
「計算トレーニング」( 以下「計トレ」と略します) を宿題として出す目的としては、
具体的な内容の習熟はもちろんのこと、
・やるべきことを期限内に終わらせるという意識作り
・勉強する習慣作り
という意味合いも含まれています。
受験において、各科目の内容を理解することも必要ですが、勉強に対する意識を変えて意味のある行動をとることも大切です。ONEでは受験学年である6年生になるまでに意識を変えてもらうためのツールの一つとして計トレを活用しています。
計トレをやる際には以下の3つのルールを守って下さい。
①ノートを分けること
授業用のノートとは別に、「計トレ用」「計トレ直し用」の二冊が必要になります。
②決められた日付の日に宿題をすること
必ず各ページの右上の日付の日に、そのページの問題を解いて下さい。その日の分の宿題が終わったからといって、翌日の分を前倒しでやることは認めていません。毎日継続してやることが重要だからです。
体調不良等でどうしてもその日付にやることができなかった分については、とばしてもらって構いません。次の日に前の日付の分をやる必要はありません。
③各授業の日(月・水・金)に必ず提出すること
計トレのノートは、算数の宿題だから算数の授業の時にだけ提出すればいいというものではなく、授業の科目にかかわらずONEに来たときには毎回必ず提出してもらいます。これは「やるべきことをいい加減に扱っていいと認識させない」ためです。やるべきことを意識してもらうために、一週間に一回だけでなくアプローチをしていきます。
ONEの宿題については、わからない問題があっても家では教えることなく、できたところまでをノートに書いて提出させて下さい。答えを出すことよりも、問題に対して真剣に取り組んだことが重要ですし、解決に至るために生徒自身がどのような行動をしたかをこちらでは確認したいからです。
計トレを通じて生徒たちの意識を変えていけるように見ていきます。