2024年12月20日
現在、小5理科の授業では単元を終えるごとにテストを行っております。テストの形式につきましては、単元が一通り終わった日に「2週間後にテストを行う」と必ず告知をし、その2週間の授業では単元の復習に時間を割いております。また、テストの内容については授業で何度も解説をしたものをテストに盛り込んでおり、量につきましてもB4の用紙の片面に収まる程度にしております。時間的にも内容的にもあまり厳しいものではありません。その代わり、単元にもよりますが合格点を95~100点に設定しております。本来、受験ではここまでの点数を要求されることはまずございません。この形式でテストを行う理由は「テストに向けて真剣に準備をしてもらう」ためです。
4年生の頃は特別授業を用いて「ゲームで勝つために準備をする」という形で生徒には自学習を促してきました。「楽しみながら学習する」姿勢をもち学習してきてもらいましたが、5年生では、受験学年である6年生に向けて「緊張感を持って学習する」姿勢を少しずつ身につけてもらいます。そのため、合格点の厳しいテストにすることによって、生徒にはテストの準備を徹底してもらいます。しかし、準備期間が足りなかったり、テストの内容を難しいものにしたり、量を多くしても意味がありません。「短時間で多くのものを処理できるようになる」ことは一切求めておりません。
「燃焼」の単元に関するテストを先週に行いました。皆、時間をかけて準備をしていたおかげで内容の習熟度は高いように感じました。4年生の頃に培った能動的な姿勢を維持しつつ、緊張感を持ち学習してもらうために、テストは引き続き行ってまいります。テストへの準備などで生徒には負担がかかってしまいますが、ご理解していただけると幸いです。