授業実施日 7月14日
科目 算数
学年5年
今回は、5年生(4年生も含む)の生徒の「計算」について書かせていただこうと思います。
現在、授業では、割合、規則性などを扱っています。授業内容は、ほとんどの生徒が理解し演習をする状況になっています。しかし、演習時に“答え”でバツがつく生徒が多数います。これは途中式の「掛け算・割り算」で間違えていることが大半です。現時点で、計算ミスをすることは珍しいことではないのですが、ここ数年は過去にないほど計算力が低下していると感じます。
4年生・5年生で入塾してくる生徒の半数以上が、その学年(小学校レベル)で必要な計算ができていないという状況が見受けられます。4年生だと半数以上の生徒が「二けた(整数)の割り算」ができない状態で入塾してきます。これに伴い、まずは割り算をできるようにしてから授業は進行しています。他の学年でも同様の状況にあり、授業内容と同時に計算の習熟が必須となります。
様々な塾がありますが、お子様の「入塾時の計算能力」が、その学年の平均レベルを有しているか確認せずに通塾すると、授業についていくことができずに取り残されてしまう可能性があります。まずは、計算がどの程度できるか、把握することをお勧めします。
ONEでは、入塾生の計算能力を確認してから授業を進めております。ここでONEがとっている改善方法を載せておきます。個人差はありますが、入塾からおよそ2か月程度で改善されることが多いです。
1. 教師が対応し、徹底的に演習を積んでもらう
2. 日々の課題で、ほぼ毎日演習してきてもらう
3. 課題提出日に、教師が間違い直しをサポートする
という形をとっています。“小学生の段階”での「計算」は、理屈・理論でなく、ただ身に着けるものです。まずは、「計算」を軽やかにできるようになってもらえるように、今後もアプローチをかけてまいります。