前週が祝日でお休みだったので、2週間ぶりの授業となりました。
授業の前半では、科目の枠にとらわれず、さまざまなトレーニングを行っています。
現在、その時間中に2種のパズルを扱っていますが、徐々にパズルのレベルが上がってきています。
少し前にパズルについて記事を書かせていただいておりますが(こちら)、本日の授業では、そこで説明したような状況、問題のレベルが上がり、スムーズに解き進められない状況が生じたお子様がいらしゃいます。
こういう状況におけるお子様の行動は以下の3タイプに大別できます。
(1)あきらめてしまう。できないことにいらだち、投げやりになる。集中力がなくなる。
(2)すぐに他者を頼る。すぐに「教えてほしい」・「ヒントをちょうだい」などと言い出す。
(3)簡単に解決できない問題を何としても解こうと必死に考える。
(3)の行動が取れることが理想的ですが、ナチュラルにこの行動ができるという生徒は多くはありません。(1)や(2)の行動を取るお子様の方が多いです。
本日の授業においては(1)の状況になったお子様がいらっしゃいました。
この行動は改めなければいけませんので、修正のためのアプローチをさせていただきました。「ずっとできないまま止まっていればいつか教えてもらえる」とか、「どこかのタイミングで時間切れとなってパズルから解放される」といった思いをお子様が持っていますので、その無意識の逃げを許容せず、「絶対に終わらせること」を求めました。終わらないと先に進めないという状況を作り、逃げられないという中で解いてもらったところ、時間はかかりましたが、何とかクリアすることができました。「終わらなくてもいい」・「できなくてもいい」・「やらなくてもいい」という思いは、学習をしていく上で大きなマイナスになります。お子様の学習の過程においては、無意識のうちにこのような気持ちが生じてしまうことが少なからずありますが、絶対に解決しなければならないポイントですので、改善のための行動を取らせていただきます。
やらなければならないことは何としてもやらなければいけないということを求められることは、精神的な負荷になりますが、ご理解いただければと存じます。
長くなりましたので、国語の内容については、次回の記事で書かせていただきます。