2025年8月22日
授業実施日 8月5日
科目 社会
学年 4年
講習時は、4年生も理科、社会の授業があります。
ONEの社会は、「記憶の練習」が目的です。記憶をする能力が高まれば、学習効率は大幅に高まります。一時記憶であれ長期記憶であれ、その能力は訓練によって形成されます。ただし、扱うコンテンツを間違えると、思考する能力が削られてしまうので注意が必要です。
他学年の記事でも書いていますが、ONEでは「社会」のコンテンツ(内容)を利用し、記憶することの練習をしています。先述している通り、内容の定着は重要でなく、記憶形成を目的に授業を進行しています。
現時点でONEに春から通われている方は覚えることに対して前向きです。最初からそうだったわけではなく、2~7月の期間の「国語」の授業においても記憶練習を繰り返し行ってきました。「覚える→忘れる→思い出す(記憶形成)」が定着してきた結果かと思います。忘れることは人の脳の特性です。忘れることに、教師が悪いイメージを“持たせない”ことが、とても重要になります。
覚えることに対してネガティブな感情をもっているお子様は珍しくありません。講習の授業において記憶練習をし、覚えられたという経験をしてもらうことで、覚えることに対する抵抗を軽減することも目的にしています。
今回は47の都道府県の名前と場所をすべて覚えることに取り組んでもらいました。一回の授業ですべて覚えきることは不可能です。講習中の全授業の中で覚えることを目標に取り組んでもらっています。
今回覚えたことは、後日忘れてしまっても問題はありません。記憶練習については、過去に記事を書いておりますので、そちらもご参照頂ければ幸いです。