2025年4月23日
毎週、漢字の宿題を出しています。授業日には必ず提出していただき、間違いがないかを確認したうえで、授業後の時間に直しをしてもらっています。
現在、宿題についてさぼるお子様はいらっしゃいませんが、気になる点としては「表記が雑になってしまう」ということが挙げられます。文字を丁寧に書くことは、国語に限らず他の教科でも指摘されていることですので、授業中に行う小テストなどでは、皆しっかりと丁寧に書けています(字が「上手」である必要はなく、「丁寧」であることが大切です)。しかし、家庭で行う宿題になると、早く終わらせたいという気持ちからか、雑な字になってしまうお子様がいらっしゃいます。
これまでも「ていねいに書くこと」を呼びかけてきましたが、今後もなかなか改善しない場合には、「すべて書き直してもらう」「繰り返し注意を促す」といった対応をとっていきます。雑に書いていたお子さんでも、「ていねいに書こう」という意識を強くもつことで、見違えるほどしっかりとした文字を書くことができます。
お子さんたちは「雑に書こう」と思っているわけではなく、無意識のうちに「早く終わらせたい」という気持ちから表記が雑になってしまっているのだと思われます。したがって、宿題に取り組む際に「ていねいに書こう」という意識をもたせることが大切です。たとえば、「雑に書くと全部書き直しになる」「何度も注意されて面倒な思いをする」といったことが頭をよぎるようになると、自然と丁寧に書こうという意識が働くようになります。
場合によっては、お子さんが精神的に負担を感じることもあるかもしれませんが、意図をご理解いただけますと幸いです。
ご不明な点やご心配なことがございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。今後ともよろしくお願いいたします。
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