毎週、漢字の宿題を課しています。授業日には必ず提出していただき、間違いがないかどうかをチェックし、授業後の時間に間違いについて直しをしてもらっています。
宿題をさぼるお子様は一人もいません。
現在、宿題で問題となることは「表記の雑さ」です。表記を丁寧にするようにということについては、科目を問わず注意を受けているので、授業時に実施する小テストの文字などは、みな丁寧に書くということができています(上手な文字ということではなく、丁寧な文字ということです)。しかしながら、家庭において実施する宿題になると、早く終わらせたいと思うためか、文字が雑になるお子様が数名いらっしゃいます。
これまでもていねいに書くように注意を喚起してきましたが、今後もなかなか直らないお子様については、「すべて書き直しをさせる」「厳しく注意をする」といった形のアプローチをしていきます。宿題で雑な表記をしているお子様も「ていねいに書く」ということを強く意識したときには、見違えるようにしっかりとした文字を書きます。
「雑に書こう」と思って雑な文字を書いているわけではなく、早く宿題を終わらせようと思うあまり無意識に表記が雑になってしまっているので、宿題をするときに「ていねいに書こう」という意識を持たせる必要があります。「雑に書いていくと、全部書き直しになって、余計に面倒なことになる」とか「雑に書いていくと厳しく注意されるので、それは避けたい」というようなことが脳裏をよぎるような状況を作ることで、丁寧に書こうという意識をもって取り組めるようになります。お子様が精神的な負担を感じることもあるかもしれませんが、意図をご理解いただければと存じます。
気になることなどございましたら、ご連絡いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。