2024年12月6日
今回は、国語・社会の宿題プリントのやり方について書かせて頂きます。これは、国語・社会に限らず、全科目に通じる内容となります。
今回のポイントはひとつです。
「わからない(覚えていない)問題は、空欄のまま提出する」
このようにしてもらう理由を書いていきます。
① 当てずっぽうで答えを書くことの弊害
当てずっぽうで書いた答えが正解になった場合、正しく認識する機会は失われます。これは、教師側が教える機会を見逃すことになり、修正することが出来なくなることを意味します。
② 調べて答えを書くことの弊害
調べることが勉強になると考えられる人もいらっしゃると思います。しかし、答えを埋めることを目的としている場合、調べることが勉強になることはほぼありません。「意味が分からないから、知りたいから人は調べる」のです。つまり答えを埋めるために調べるのは、あまり効果がないと考えます。また、①と同様に調べて答えが埋まっていると、機会損失を生んでしまうのです。
結論として、「マルがつくこと」を目的として行われる行動は、一時的な満足を得られることの代償として、修正の機会損失を生んでしまうことが分かって頂けたと思います。
受験本番以外の丸は、安心材料になりますが、本当の意味での安心材料にしなければなりません。勇気をもって空白にすることが、今後の学習に大きな意味を持たせていけるとONEでは考えております。