2025年2月17日
今回の理科の授業では、新しく水溶液の単元を扱いました。この単元では、今までの単元よりも覚えてもらうものが多くあります。酸性、中性、アルカリ性、それぞれの代表の水溶液や、その水溶液に溶けているもの、また、溶けているものは固体であるのか、液体であるのか、気体であるのか、等々です。水溶液の知識だけでなく、固体、液体、気体とはどのようなものであったのか、などの今までの知識も必要になってくるので、非常に重い内容となっています。ですので、生徒たちには、時間をかけて丁寧に一つ一つ覚えてもらっています。
夏期講習において、5年生では実験を行うつもりです。実験の内容は「水溶液の特定実験」であり、この実験を楽しむには、前述した水溶液の知識が必要になります。この知識がないと、ただ実験を眺めているだけで、せっかくの実験の意味がなくなってしまいますし、面白みが減ってしまいます。生徒たちには、実験のことは説明しており、この実験を楽しむことをモチベーションに知識の記憶を促しています。夏の実験は5年生の理科にとって大きなイベントとなりますので、楽しんでもらいつつ意味のあるものにしたいと思っていますので、知識の定着を図れるように時間をかけつつ丁寧に見ていきたいと考えています。