2024年11月14日
前記事はこちら → 授業報告 7月5日
前記事に書いた通り、本日は「白地図」のテストを実施しました。
テスト用紙は北海道の白地図で、文字情報は一切ありません。
ここにたとえば「十勝平野~じゃがいも・たまねぎ・にんじん・てんさい・大豆・小麦」とか「根釧台地~酪農」とか「室蘭~鉄鋼」といった情報をしかるべき位置に記入していきます。地名と地図中の場所、そこでさかんに行われていることについて完璧に覚えていないと、答えを書くことができません。文字で出題される一問一答式の問題に答えることに比べると、二段階ぐらい難しいと言えると思います。
今回が初めてのテストでした。多くのお子様はある程度準備を行ってきていましたが、ほぼ完璧にできたという方は一名のみで、他のお子様は「地名と重要事項は書けたが、記入する位置が違っている」・「正しい場所に地名は書けたが、そこでさかんな産業について書かれていない」・「釧路・苫小牧といった地名を正しい漢字で書けていない」といった間違いが少なからずありました。記憶の精度が「完璧」というレベルには達していなかったということです。
一通り覚えたと思った段階で、覚えたかどうかを確認するということが必要です。実際に白地図に記入していき、覚えているかどうかを確認するというような方法で、記憶の定着度をチェックすることができます。
次回も引き続き、白地図のテストを実施します。練習用のプリントはお渡ししておりますが、用紙が不足する場合は、追加でお渡しすることも可能ですし、インターネットからダウンロードすることも可能です(「〇〇地方 白地図」などで検索すれば、見つかります)。