2024年11月30日
前回の記事はこちら → 授業報告6月17日
前回同様、授業時に扱った文章中で用いられていた重要語句についてのテストを行いました。
前回、テストの出来で悔しい思いをしたお子様は、しっかりと重要語句を覚えて来てくれました。すばらしい心がけだと思います。
重要語句を覚えるための方法は
(1) 重要語句をまとめたノートを読んで、意識的に覚える。
(2) 授業で扱った文章を繰り返し読んでいるうちに、知らず知らず覚えてしまう。
この2通りがあります。どちらが良いというものではありません。それぞれにメリットがあります。
読書好きなお子様というのは、本を繰り返し読むうちに(あるいは、本の中で同じ言葉に何度も出会ううちに)、自然と言葉を覚えていくということができるため、語彙が豊かになります。
(2)の方法はこれと同じです。授業で扱った文章を繰り返し読むことにより、覚えようと思っていなくても、そこで使用されている重要語句の意味は記憶に残るようになります。もし文章を読んでいて重要語句の意味がわからなくなったら、(1)の「ノートを読んで」を実行して意味を確認し、さらに繰り返して文章を読む。そうすることで、「覚えようとしなくても覚えてしまう」ことが可能になります。(1)の方法は、社会の知識事項を覚える際などには当然必要な学習ですが、文章の中で出会う語句の意味を定着させる方法としては、それだけで完結するものではないでしょう。
テストを繰り返しながら、お子様たちが語彙の強化のための行動を身につけられるよう、アプローチをしていきます。