本日の授業において、5年生のお子様にプレッシャーをかけさせていただきました。5年生として身につけなければならない行動原理を身につけるために、行動の修正を求めた次第です。
当記事では、5年生のお子様に身につけてもらわなければいけない行動原理についてご説明いたします。
ONEでは、4年生・5年生・6年生それぞれに求めることを明確にセパレートしています。
それぞれの学年で求められることは大きく違いますので、4年から5年、5年から6年になる段階で、意識や行動が変わって行くことが必要です。
5年生になって身につけなければいけない行動原理の一つが「負担や負荷を感じるためにやりたくないものであっても、できるようになるためには、いやいやをせず、やらなければならない」ということです。これを当たり前のこととして行動できるようになることが非常に重要になります。
これができないと「能動的に授業を受けること」も「意味のある形で宿題を行うこと」もできません。「わからない」とか「めんどうくさい」とか、少しでも精神的な負担になる状況が生まれた場合に、やらなければいけないことをごまかしてしまったり、逃げてしまったりという行動をとってしまうことになるからです。たとえば、授業中に「わからない」・「難しい」と感じた際に無意識のうちに集中を切らしてしまったり、宿題でわからないことが出てきた際に塾で質問せず保護者の方に質問したり(わからないことを隠そうとする行動です)といった行動ががそれです。
実はこういうごまかしや逃げは意識的に「ごまかそう」とか「逃げよう」と考えて行動しているわけではなく、無意識にやってしまうものです。意識的な行動を修正することは比較的容易なことですが、無意識を変えるといういうことは簡単ではありません。無意識を意識的に修正することになるわけですから、精神的な負担を伴います。しかし、中学受験を目指す上では、これは絶対に乗り越えなければいけないことですので、修正するためのアプローチをかけさせていただければと存じます。
お子様に精神的に負担がかかることもあるかと思います。お子様の様子をご覧になっていて、気になることなどございましたら、ご連絡いただければと存じますので、よろしくお願いいたします。