新5年生の初めての授業でした。
ONEでは、4年生と5年生に要求されることが大きく異なることについて話し、以下のような点について、しっかりと守るように伝えました。
(1)話をしっかりと聴くこと。
ONEにおいては、ホワイトボードに書かれたことをそのままノートに書き写すという作業をさせることはありません。説明を聞いた後に、説明された内容を頭の中で反芻しながらノートにまとめるということをしてもらいます。しっかりと話が聴けないと、ノートにまとめることができません。
自分ではしっかりと聴いているつもりでも、実は聴けていないという状態になることがあります。そのような状態になっているお子様に対しては、そのことに気づけるように、アプローチをさせていただきました。今までよりも集中して話を聴くことを要求されるので、きついと感じるかもしれませんが、非常に重要なことになりますので、ご理解いただければと存じます。
(2)文字の表記をていねいにすること。
文字表記が雑なお子様はあらゆることが雑になりがちです。とにかくていねいに字を書くことについては、しつこく注意をしていきます。なお、ONEではノートにまとめる際に、①「シャーペンを使用すること」、②「下敷きを使用すること」の2点を厳守するように指示をしています。意図については、ここでは述べませんが、これも重要なことです。シャーペンは全員が持っていましたが、下敷きを持ってきていないお子様もいらっしゃいましたので、お持ちでないようであればご用意下さい。
(3)きちんと話すこと。
意思表示をすること、教師に対しての要求をはっきりと伝えることは非常に重要です。相手に察してもらうという依存的な態度ではなく、自分でしっかりと話をできるようにするということが重要です。これは、精神的な自立ということにもつながってきます。受験は、精神的に大人になっているお子様が圧倒的に有利です。子供だから許されるということを極力少なくしていくことが大切になってきます。
これまでよりも厳しいトーンでこういった話をさせていただきました。
みな、しっかりと話を聴き、頭では重要性を理解できたと思います。こういった要求を繰り返ししていきますので、お子様が精神的にそれを負担に感じることもあるかもしれません。乗り越える必要があることですので、ご理解いただければ幸いです。もし、気になることがございましたら、ご連絡いただくようお願いいたします。
「社会」の内容に関しては全く触れていませんが、それについては次回、書かせていただきます。