9月から「歴史分野」の学習に入っています。
旧石器時代~弥生時代までの学習を終え、この分野についてのテストを繰り返し行っています。
まずは上の写真のプリント(写真が鮮明でなくて申し訳ありません)をすべて覚えてもらい、最初は「右側の説明を読んで、用語を答える問題」のテストを実施。翌週は「左側の用語を見て、右側の説明を書く問題」のテストを行いました。ここまではかなり精度高くできているお子様がほとんどです。来週は少しハードルを上げて、「ほぼ白紙」の状態から、この表を完成させてもらうテストを実施する予定です。
実は最初の週については、内容に関する説明は一切なしに、この表を覚えてもらいました。単純に「記憶をする」という練習をする際は、記憶することの意味などわかっている必要はありません。むしろ、意味がわからないからこそ、純粋に「記憶する」ということに意識が向かいます。自分の知っていることだと、どうしても「知っているから大丈夫」という安心感が邪魔をして、正確に記憶するという部分が甘くなってしまう可能性もあります。もちろん、意味も分からず記憶しているだけでは、このプリントは埋められるようになっても、他のテストではその知識を生かすことができない可能性もありますので、2週目からは説明を加えていきました。お子様達には、すでに覚えたものについて、説明をされるという形で授業を受けていただきました。
今後の授業の進め方ですが、ここからの数回の授業で「古墳時代から江戸時代までの歴史」を一気に学習していきます。細かいことには触れず、核になることだけを説明し、各時代のイメージと全体の大まかな流れをつかんでもらった後に、もう一度前に戻って古墳時代から順にていねいに学習をしていきます。
授業においては、一種テストを実施していますが、それについては次回の記事にて書かせていただきます。