小5社会　4月28日　授業報告

「都道府県テスト」を継続的に実施しています。7分間で都道府県名47個および都道府県庁所在地名47個を答えるというテストです。迷うことなく地図中の都道府県および都道府県庁所在地の名前を瞬間的に答えられるというお子様もいらしゃいます。しかし、都道府県名は全部覚えているものの、瞬間的に答えが出せず、「〇〇県と△△県はどっちがどっちだったかな？」などといった具合に迷ってしまうお子様もいらっしゃいます。また、都道府県名は瞬間的に答えられるが、都道府県庁所在地名をまだ覚えきれていないというお子様もいらっしゃいます。1問あたり4秒少々で答えていかないと94個すべてを答えることはできませんので、迷いが生じている段階では、完答することは難しいでしょう。このテストでは、知識を当たり前のものにすること、九九と同じレベルにするということを求めています。94個を時間内に完答できる状態になっていれば、もう都道府県で迷うようなことはないはずです。知識を完璧にした状態を経験してもらうために今後も繰り返し、テストを行っていきます。

授業の確認テストでは「工業の種類」についての復習内容を扱いました。お子様達は前週までの学習内容について、復習をしっかり行ってきてくれました。

上の問題は今回のテストで出題したものですが、ほとんどのお子様が正解できていました。この問題自体は授業では扱っていませんが、製鉄所や石油化学コンビナートの立地についての説明の内容を理解した上でしっかりと覚えてきてくれていたので、正解することができたのでしょう。

復習をしっかりとしてくるようにプレッシャーはかけていますが、現時点において、ご家庭で保護者の方から「やりなさい」などといった声掛けをされることなく、能動的に学習に取り組めているのはたいしたものだと思います。

もちろん現時点においては、「しっかりと覚えたつもりが、いざテストになったら思い出せない」というようなことはあります。覚えたかどうかの判断の精度を上げていくために、テストを利用したアプローチを継続していきます。