5年生の最終回の授業についてはこちら → 5年社会 1/27 授業報告
先週の木曜日が祝日で休校だったので、本日が6年生として最初の社会の授業でした。
授業が開始時刻ギリギリにいらっしゃたお子様が数名いらっしゃいましたが、授業前に終わらせるべきプリント(以下、「授業前プリント」)を開始時刻の17時までに終わらせることができませんでした。授業前プリントを終えられなかったお子様に「17時までに授業前プリントを終えられるよう、もう少し早く来ることはできないか」と声をかけさせていただきました。学校の終了時刻が遅く、どうしても17時ギリギリになってしまうというような場合を除いては、余裕を持って早めに登塾していただければと思います。
本日は最初に102個の知識を覚えてきたかどうかの確認のテストを実施しました。このテストは、5年生の最終回の授業時に予告しておいたものです。
102個の知識を何となく覚えるというのではなく、一字一句正確に、順番通り覚えるという課題なので、けっして簡単ではありません。覚えるためには、集中して繰り返し覚えようとしなければなりません。
結果から言うと、102個ミスなく完璧に正解できたお子様はいらっしゃいませんでした。「1個だけ忘れてしまった」・「全部書けたが漢字を間違えてしまった」というお子様もいましたし、「80個までは完璧に覚えたが、その先は手を付けられなかった」というようなお子様もいらっしゃいました。多くのお子様が「しっかりと覚える努力」はできていて、5年生の段階で覚えていた数から大幅に記録を伸ばすことができていました。ただ、最初から「102個なんて無理」と決めつけてしまい、妥協してしまったお子様もいらっしゃいます。
この102個の知識の内容も重要ですが、6年生の最初の段階でより重要なのは、「102個を覚えきる」という行動です。できるだけ短い期間で102個すべてを覚えきるために、繰り返し練習をする(一回の時間は短くてよい)ということなのです。
受験学年においては、社会のみならず、他教科においても覚えなければならないことは多々あります。それらを受験までに精度高く記憶することが必要となります。それを実現するためには、どうすれば覚えられるかということをしっかりと体得する必要があるのです。
昨年度の6年生は、緊急事態宣言期間中の4月中に「対面授業再開時にテストをする」という条件を出して、この102個の知識を覚えることに課題として取り組んでもらいましたが、全員が4月中に完全に覚えきりました。学校が休みで時間がたっぷりあったことなど、短期間で覚えやすい条件ではありましたが、この期間に「覚えるきる」という経験をしたことはその後の学習に大きなプラスになりました。
できるだけ早い時期に102個すべてを覚えきれるよう、積極的な行動を促していきます。