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小5国語 授業報告 2月14日

本日は新5年生の最初の国語の授業でした。

5年生の間は、2時間半の授業の前半を漢字に、後半を文章読解に充てていきます。

本日は初回ということもあり、これから先の授業の進め方、宿題の進め方についての説明をしつつ、授業を進めていきました。
先週水曜日、5年生最初の授業時に指示したことについて、みなきちんと守れていました。しっかりと話を聴くこと、ていねいに文字を書くことについては、4年生の時に比べてかなりレベルアップしています。きちんと話をするという部分については、まだわからないことを問われると黙ってしまうというような部分がありますが、これについても今後しっかりとアプローチをしていきます。

 

本日は漢字の学習について書かせていただきます。
ONEでは、小4、5においては漢字の書き取りをほとんど扱いません。「漢字は読めて、意味が分かるのであれば、書けなくてもよい」というのが、基本スタンスです。現実には、読めて意味が分かるのであれば、「全く書けない」などということはありません。ただ、「書き取り」を重視すると、「漢字テストでは点が取れても、それが文章の読解や記述に全く生かせない」という状態になりやすいので、あえて乱暴に「書けなくてもよい」と言っています。

以下、今後の漢字学習の基本的な進め方について簡単に述べておきます。

① 漢字学習の目的は、文章の読解力向上にあります。したがって、扱う漢字については、配当学年に関わらず「文章で出会う頻度の高い漢字」や「意味を知っておくことに大きな意味のある漢字」を中心に扱っていきます。したがって、あるときは小学校低学年の配当漢字も扱いますし、小学校では習わない漢字を扱うこともあります。
② 漢字は例文の中で学習していきます。宿題プリントにおいては、例文をすべてノートに書き写した上で、漢字の読み方や意味を答えてもらいます。。なお、ノートに文を書くときは、ていねいな文字で書くことが非常に重要です。
➂ 書き取り問題は6年生になってから行います。4,5年生でていねいに学習を行っていれば、中学受験で出題される漢字の6,7割程度は書ける状態になっていますので、大きな負担はかかりません。

今回の授業では「省」「費」「覚」の三つの漢字を扱いました。
頻度の高い漢字ばかりです。授業において読み方・意味の説明をし、ノートにまとめてもらいました。宿題として授業で学んだことを定着させるためのプリントを配付しましたので、上記②にしたがって丁寧にやってきてもらえればと思っております。

 

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