小５算数　授業報告 12月

小５算数　授業報告 12月

授業報告が遅れ、申し訳ございません。

小学5年生の算数では12月から「速さ」の単元を取り扱っています。

「割合・速さ」といった単元はどうしても、「掛け算」か「割り算」かといった発想になり、混乱してしまいがちです。このため、このあたりから算数が苦手になってしまう子が大勢いると思います。

この混乱の原因は、複雑な数値設定の「割合・速さ」の問いを早い段階で解かされてしまうことにあると考えます。はじめの段階では、単純で直感的に理解できる「割合・速さ」の問題を数多く解き、時間をかけて感覚的に理解できる状態まで成長してもらうことが必要です。複雑な数値設定の問題に取り組むのはその後にすべきです。

ＯＮＥにおいては、こういった混乱を避けるために、5年生の間、「割合・速さ」に大幅に時間をかけ、直感的に行動できるようにまで繰り返しています。

「割合・速さ」については、公式を暗記して当てはめてしまえば、すぐに答えが出るようになると考えられる方もいるかと思います。ＯＮＥでは上記のような理由で時間をかけるべきだと考えておりますので、ご理解ください。

（榎本）