2024年12月9日
10月18日と25日の算数の授業では、2回に渡って、平行四辺形の面積の求め方を説明しました。
平行四辺形の面積については、「底辺」×「高さ」の公式を覚えてしまえば、答えを出すことはできるようになります。しかし、面積がどういうものなのかを考えずに「底辺」や「高さ」という言葉に数をあてはめて答えを出していたのでは、図形のどこを底辺とするかを自分で決めることができなくなってしまいます。
平行四辺形では情報としてどの部分の長さが与えられているかによって、どこを底辺として見るべきかが決まってきます。この判断を自分でできるようになるために、図形をどのように変形させれば面積を求められるのか、普段から目的意識を持って行動する必要があります。
このように、一つ一つ確認しながら演習をしてもらっています。それゆえ演習の問題数は少なくなってしまっています。一問一問に時間をかけることに意味がありますのでご了承ください。
(担当:榎本)