2024年11月14日
今年の夏期講習で水溶液の特定実験を行いました。この時の授業では実験を通じての実感と特定すること自体を目的に行ったため、覚える作業を後回しにしました。実験によってそれぞれの水溶液の特徴はなんとなく覚えたかもしれませんが、水溶液の名前、中に溶けている物質の名前やその状態などはひたすらに覚えるしかありません。実験で扱った水溶液の種類は6種類とそんなに多くはなく、覚える物事もさして多くはありませんが、ここで蓄えた知識は水溶液の発展的な内容やその他の分野でも関わってきます。そのため、覚えきれない、もしくは覚えたとしても時間が経つにつれて抜けていくということがあってはいけません。
今回の記憶テストでは1カ月という猶予を与え、その間に何度も授業内で反芻し、テストに臨んでもらいました。このテストでの合格点は満点のみと厳しめの合格ラインを設定しました。この合格ラインに至らなかった生徒もいましたが、そのことについては厳格に対応させていただきました。そのくらいにこの内容が重要だということを理解していただけると幸いです。このテストを合格した後も授業前プリントとして確認作業をくりかえし行っていき、6年生になるまでには、当たり前の物事になるよう、管理を徹底していきますのでよろしくお願いします。