2024年12月4日
夏期講習の後半では、時間に余裕のある4年生の間に立体図形にふれてもらおうと思い、実際の立体図形と平面に描かれた図との関係について考えてもらいました。
まず、展開図を扱いました。立方体の展開図をはめ込み式のプラスチックのパズルを使って作り、それを実際に組み立ててもらいました。組み立てる過程で、どの部分とどの部分が重なるのかを観察してもらうのが目的です。また、展開図のどの面が向かい合う面になるのかも確認してもらいました。
次に、立方体の見取り図を書く練習をしてもらいました。さらに与えられた見取り図の立体を木製のパズルを使って組み立てることで、見取り図と実際の立体の関係をつかんでもらいました。具体的に手を動かすことで、いろいろと試してみることで答えに近づいていく感覚を感じてもらえたのではないでしょうか。
見取り図や展開図には慣れが必要です。今後も適切な時期に扱っていきます。