新4年生の塾選びについて」の記事の続きとなります。
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・新4年生の塾選びについて①
保護者の方にとって、中学受験にどの程度の費用がかかるのかをあらかじめ把握しておくことはとても大切です。
どの塾でも、学年が上がるにつれて授業時間が増えると同時に、夏期講習・冬期講習などの講習会、テスト、合宿、特別講座など、通常授業以外の費用負担が発生します。
集団授業を行う塾の場合、主な費用項目は次の通りです。
塾によって項目の名称や区分は多少異なりますが、おおむね上記のような費用が発生します。
「この塾に入ると、最終的にどのくらい費用がかかるのだろう?」と思い、各塾のホームページを見る方も多いと思います。
しかし、詳細な費用を公開している大手塾は少なく、基本的には直接問い合わせて入塾案内をもらう必要があります。
「中学受験 塾 費用」などのワードで検索すると、大手塾のおおよその月謝や年間費用の目安は確認できますが、そこに掲載されている金額には、上記☆印の「特別講座・授業外フォローアップ(特に6年生時)」が含まれていない場合が多い点に注意が必要です。
ここで、「通常授業だけ受講すればいいのでは」とお考えの方もいらっしゃいますが要注意です。
多くの塾では、講習や特別講座もカリキュラムの一部として位置づけられているため、受講を前提に年間のスケジュールが組まれています。ONEにおいても同様です。
また、6年生になると、授業内容のフォローアップが必要になり、個別指導の併用を勧められるケースもあります。
そのため、入塾前の段階で
6年生の費用は、想定以上に膨らむケースが多くあります。あらかじめ発生しうる費用を確認しておくことが大切です。6年生になると転塾は現実的に難しくなるため、想定外の負担があっても「逃げ場がない」状況になり諦めて費用を捻出するという方が多いです。
ONEでは、特別な事情を除き、下記日時に無料で質問対応を行っています。
・授業日は、授業後(20~22時)
・自習時間 (授業の無い17時~22時)
基本的に、個別指導を併用する必要はほとんどありません。ただし、保護者からの要望がある場合と、上記対応だけでは対処しきれない場合には、個別併用を提案しております。
また、個別指導塾も候補となるかと思います。この形態は、1コマあたりの単価が集団塾より高く、受講科目数やコマ数によっては集団塾の数倍の費用がかかることも珍しくありません。
「集団塾と同程度の費用で」と考えると、特に受験学年では授業時間が十分に確保できず、十分な受験対策が難しくなる可能性もあります。
実際に、個別塾に通われている保護者の方から、
「6年生から費用が月額20万円を超えてしまい、転塾を検討している」
というご相談を受けることがあります。
これまでONEでは、6年生の時期からの転塾によるリスクを考慮し、受け入れを見送ってきましたが、現在は『短期受験コース』で対応しております。
ONEの費用につきましては、通常月の授業料・維持費・年間教材費などをホームページに掲載しています。講習時の費用など、さらに詳しくお知りになりたい場合は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。 次回は、④「授業との相性」についてお伝えいたします。