今回の冬期講習では4年生と5年生で同じ実験を行ってもらいました。
具体的な実験の内容についてはこの記事の後半に載せました。
今実験では「水溶液」・「燃焼」・「物質の状態」の知識を必要とします。
5年生ではすでに扱った内容ですが、4年生ではまだ扱っていない内容です。
そのため4年生と5年生では実験の主旨が異なります。
4年生では、実験でどのような反応が起きたのかを「観察する」ことが重要です。
また、何故そのように変化するのかと「疑問」に思ってもらい、そのことを「納得」してもらえるように授業を行いました。
今回の実験では、生徒が能動的に実験に参加し、中には些細な変化にまで気づいて疑問を投げかけてくれる生徒もおりました。
5年生になると理科の授業が週に一度になり、理科に触れる機会が今よりも多くなります。今ある生徒の能動的な姿勢を無駄にしないよう努めていきます。
5年生では、起きた反応に対して、今までの知識を使って「解析」してもらうことを目的に授業を行いました。
解析する際には「知識が定着していること」と「その知識をどう使うか」が重要になります。
5年生の中には実験に対し、論理的に説明できた生徒、知識はあるけどどう使えば良いか分からない生徒、知識がまだ定着していない生徒のそれぞれがおりました。
受験学年である6年生まであと3か月となりました。この3か月では、知識の定着を最低限押さえるものとし、その知識を自分で扱えるようになるように努めていきます。
そのために引き続き授業前プリントとテストを使っていきます。
水槽にロウソクを立て、その後に色水をはります。
ロウソクに火を灯して、その上から透明なビンを被せます。
すると水位が上がり始め、ロウソクの火もだんだん弱くなっていきます。
これは、燃焼によってビンの中の酸素が少なくなり、それによって生じた二酸化炭素が水に溶けて炭酸水になったためです。
ビンの中の酸素が無くなり、ロウソクの火が消えました。
最終的には下の写真のところまで水位が上がりました。
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