今年度の入試は例年とは大きく異なる状況の下で行われました。
4月の緊急事態宣言発令に伴い、ほとんどの学習塾は対面での授業の停止を余儀なくされました。代替としてリモート授業を行った塾がほとんどでした。4,5月の2か月間、場合によってはさらに長期にわたり対面授業を行えなかったことが、受験生の学習に大きな影響を与えたことは確かでしょう。
ONEでは、緊急事態宣言の発令された4月においてはご家庭との間で教材の送付・答案の提出をメールにて行う形で添削指導を行い、5月からはZOOMを利用した双方向オンライン授業を行いました。ただし、添削指導やリモートだけでは解決できないことがありますので、お子様や保護者の方にはご負担をおかけいたしましたが、緊急事態宣言の解除後に、4月・5月分の振替授業を実施させていただきました。
結果として、ONEの5,6年生につきましては、例年と同等以上の授業時間数を確保することができ、学習上の支障をきたすことはありませんでした。
今年度のONE卒業生がターゲットにしていた第一志望校への合格率は87.5パーセントでしたが、コロナ下における対応はその結果を生んだ一因になっているのではないかと思います。
ONEのコロナ対応の詳細に関しては、以下の過去記事をお読みいただければと存じます。
・コロナウィルス感染症に関する対応について(4/6)
・自粛期間中の学習について(4/8)
・オンライン授業に関するご連絡(5/6)
・6月授業に関するご提案(5/31)
・コロナショック影響下での受験勉強対策(6/19)
・6年生の月・水・金曜日の授業について(7/2)
・コロナ自粛期間等のフォローについて(9/30)
現在、2度目の緊急事態宣言が発令されておりますが、ONEでは感染防止に最大限の注意を払いながら、対面授業を継続して行ってまいります。今後のコロナの感染拡大の状況によっては、昨年同様に対面での授業が行えないというような事態が生じることもあるかもしれませんが、ONEとしては可能な限り例年と同じ学習効果を得られるような方法を模索し、ご提案をさせていただきます。