今回は志望校の選び方について書かせていただきたいと思います。
志望校は基本的に保護者の方に候補を数校挙げていただき、更に我々からの提案を融合して絞り込んでいく形が基本となります。
保護者の方に志望校を挙げていただく際には、
・第1志望校があり、それ以外の候補をどのようにしたら良いか悩んでいる方
・行かせたい、行かせても良いと考えている学校が複数ある方
・子供の学力に合わせて志望校を選択したい方
どの類型にも当てはまらない方も当然いらっしゃると思いますが、上記のいずれかに該当する方が多いと思います。どの類型だとしても、基本的には第2志望、第3志望校まで候補をあげて頂けるようお願いしています。この理由については、受験戦略上で重要な項目となりますので詳しくは個人面談等で説明させていただきます。
では第2・第3志望校についてどのような学校を選択したら良いか悩まれる方も多いと思いますので、具体的な方法を示させていただきます。
まず第1志望校の気に入った点、もしくは中学に求める点を箇条書きで構いませんので列挙してみてください。
(例)
・男子校・女子校・共学
・通学時間の長短
・附属校か否か
・大学受験させたい、させたくない
・将来のビジョンがある(例:「推薦で大学(医学部など)に入れたい」)
・この学校が好きな雰囲気(フィーリングがとても重要です)
・難しい学校だから受かったらカッコいい
挙げれば様々なファクターがあると思います。気恥すかしいと思うもの、下らないなと思うようなファクターも実は志望校選び、そして、通学する・させる要因としてはとても重要であることが多いです。思いついたものを出来るだけ箇条書きにしてみて下さい。
一通り書き終えたら、つぎは重要と思えるものから順番に並べ替えて書いていってください。並べ替えている間に思いついたものがあれば、箇条書きで付け加えてください。そして、また順番に並べ替えてください。これを繰り返して、なんとなく納得がいったら完成です。
この状態で面談に来ていただけると、ものすごく助かります。
この情報を使いマッチングしそうな学校を候補に挙げて頂くか、または、こちらからから候補を挙げさせて頂きます。受験戦略上、この候補から受験校をどのように絞り込んでいくかが重要となります。個人差はありますが、受験校の決定は1月中盤までかかる方もいらっしゃいます。志望校選びは保護者の方にとってとても大変なことであると思いますが、是非頑張っていただきたく存じます。