2024年12月20日
4月の平常授業でも、春期講習に引き続き「10番から20番までの●の個数は何個か?」といった、番号の付いたものの個数を数える練習をしました。
回数を重ねているせいか、解き始める前に「もう簡単にできるよ」という発言をする生徒もおり、個数を求めることは全員できるようになっていました。
そこで、少し形を変えて「●が10個あります。はじめが20番なら最後は何番か?」という問題を考えてもらいました。個数を求めることができればこの問題も解けるはずなのですが、まだまだ番号と個数の結びつきをスムーズには扱えないようで、すぐには対応できませんでした。
しかし、時間をかけて考えているうちに、問題文にある「20番」という数字が、ものの個数とどう結びつくのかを確認できた生徒は、形を変えた問題もすっと解けるようになりました。
今回の授業で、「番号と個数の関係」に注目して問題を見れば、他の同種の問題にも対応できることを経験できた生徒には、形だけ解き方を覚えることが遠回りであることを感じてもらえたかなと思います。今後も、時間をかけて経験を積ませていきたいと思います。