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小5 社会 授業内でのテストについて(2)

前回の記事で、社会の授業内に二種のテストを実施している旨を書かせていただきました。→ こちら

以下、10月10日の授業の報告になりますが、便宜上、前回の記事で用いたテストA、テストBという呼称をそのまま使用させていただきます。

Bコースでは、テストAについては、パーフェクトにできていた生徒が半数でした。学校の宿泊行事等のために授業をお休みしていて反復の回数が少なくなった生徒はいますが、だからといってできなくてよいというものではありません。出来が思わしくなかった生徒については、「次週も同じテストを実施するので、完璧に覚えるつもりでしっかりと準備をしてくるように」という指示をしました。

テストBについては、家で勉強をしてくるというものではなく、その場で覚える時間を与えた後に行うテストですが、実はテストAがパーフェクトにできている生徒はテストBも順調に成績が伸びています。覚えることに真摯に取り組んでいると、自分が覚えたかどうかの判断が適切にできるようになってきます。テストBにおいては、5分間の記憶時間の中で覚えてもらうのですが、目の前の一つの知識を覚えたか否かを判断し、覚えたのなら次の知識に進む、覚えていないのなら繰り返すということをしなければなりません。「覚えた」かどうかの判断が甘いと、次から次へと進んでも、テストをすると最初の方でつまずいてしまうということになります。

テストAとテストBの結果はリンクします。テストAの勉強を毎週しっかり行うことが、テストBの出来につながりますし、テストBの記録が伸びれば、テストAのための準備の精度も上がっていきます。

 

Aコースにおいては、テストAは今回初めて出題した内容でしたが、しっかりと丁寧に準備をしてきた生徒と、形式的にとりあえずざっとプリントを眺めてきただけの生徒で、大きく点数が分かれました。全く準備をしてこなかったという生徒はほとんどいませんでしたが、準備の仕方が粗雑で、「とりあえずやってきた」だけという生徒には注意を与えました。

ある科目の宿題への取り組みが雑になる生徒は、その他の科目の家庭学習に対しても雑な態度で学習していることが多いです。文字の表記が雑な生徒は、思考する問題の演習についても、記憶しなければならない事柄の学習についても、粗雑になり、精度が低くなってしまいがちです。この部分については、ぜひとも改善しなければならないポイントですので、指導する側も丁寧に対応していきます。

テストAに対する取り組みは、テストBに対する取り組みにもつながります。テストAで出来が思わしくない生徒は、テストBに対してもプリントを眺めているだけというようなことになりがちです。逆に考えれば、テストBに対する取り組みを修正することが、テストAの精度の向上にもつながるということになります。

2種のテストを使用して、記憶をするということに対する姿勢や意識にアプローチを続けていきます。

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